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事例

医院売却の失敗実例 一人の候補者に長く引っ張られすぎてブレイク

ヒキツグを運営するリクルートメディカルキャリアには、自社が手掛けた医院承継の案件以外にも、 全国100社超の提携先から、医院承継にまつわる多くの成功事例や失敗事例の情報が入っています。 今回は、過去共有を受けた失敗事例(成約に至らなかった事例)を分析し、その原因となっている点をまとめました。3回に亘って共有させていただきます。

POINT失敗しやすい3つのケース

① 当初の条件から変更したためにブレイク
② 一人の候補者に長く引っ張られ過ぎてブレイク
③ 院長の体調が急変しブレイク

一人の候補者に長く引っ張られ過ぎてブレイクしたケース

お相手探しを開始し、条件や人柄を見て「この方に譲渡してもよい」という方が現れると基本合意契約を締結し、詳細な条件の交渉・協議を行うことが一般的です。

※基本合意契約とは、簡単にいうと「承継における大まかな条件について双方合意できており、 相手方に譲り渡しをすることを前提に、相手方と詳細な条件交渉を行うことを約束する契約」を指します。 一定期間は相手方以外の候補者とは交渉しないという内容を契約内に盛り込むこともあります。

基本合意契約を締結する前後からお話がなかなか進まなくなってきた、、、という場合には注意が必要です。

POINTお話が進みづらくなる隠れた原因

原因 ❶
譲り受けを希望する医療法人の理事長から「分院として譲り受けしたい」と言われ、契約締結したが、管理医師がなかなか見つからないとの理由で話が前進しない
原因 ❷
開業希望の個人医師に譲り渡しをする予定で契約締結したが、現職との退職交渉が難航しており話が前進しない

医院の譲渡を行うまでに十分な期間がある場合には、上記のようなケースにおいても焦らず待っておくことが可能ですが、そうでないケースの方が多いのが実情です。

上記のようなケースに当たってしまい、半年ほど経過しても話が進まず、希望者側から直前になって辞退され閉院してしまったといったお話を聞くことも多々あります。

契約締結前に、希望者側と「どのようなスケジュール感で進めるか」「スケジュールが想定よりも遅延する場合には、どこで話をリセットするか」こうした点を予め取り決め、契約書内に入れておくことをお勧めします。

特に希望者が複数名いる場合には、他希望者との交渉を一時中断せざるを得ないケースが多いため、 機会損失にならないように、これらの点を取りきめておくことが重要です。

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