新規開業、承継開業(継承開業)の
メリットとデメリット

医院を開業する際には、大別して2つの方法が考えられます。
(1) 新規開業
(2) 承継開業(継承開業)

(1) 新規開業

1から物件を探し、医療機器の購入、内装デザイン、スタッフの採用、集患対策などを行い、開業を行う方法です。

(2)承継開業

前院長が運営する医院(患者、スタッフ、機器等)を引き継ぐ形で、開業を行う方法です。 ※ここでは、親族内の医院承継ではなく第3者(前院長)から医院の承継をした場合を前提としてメリット・デメリットを記載させて頂きます。
新規開業と承継開業には、それぞれ比較した際にメリット・デメリットがあります。

図1 新規開業・承継開業のメリットとデメリット
メリット デメリット
新規開業 メリット
  • 多くの開業物件/用地の中から、物件を選択できる
  • 内装や間取りを自分の理想通りに設計できる
  • 付き合う業者やスタッフの選定を一から行うことができる
デメリット
  • 開業直後の収支面の予測が立てづらい
  • 初期費用が多くかかる
  • 医院を黒字化するまでにある程度(約2年)の期間を要する
  • 一から業者選定なども行うため、開業に向けた検討事項が多く、準備期間も長く必要
承継開業 メリット
  • 開初期費用を抑えることができる
  • 前院長から患者を引き継げるため、黒字化や安定経営が早期に可能
  • 看護師などスタッフの引き継ぎが可能
  • 収支面の見通しを立てやすい
  • 内装設計や業者選定等を省略できるため、検討事項を減らすことができる
デメリット
  • 承継物件(継承物件)自体が多く存在しないため、限られた物件の中から選定が必要
  • 医院の間取りなど変更しづらい(変更する場合には、多額の費用が発生する)
  • 前院長に譲渡対価の支払いが必要(必要となるケースが多い)

承継開業の場合、前院長から患者を引き継げるケースが多いため立ち上がりが早く、また初期費用を抑えて開業できる点が魅力と言えます。一方で、承継物件は新規物件ほどに世の中に多く存在しないため、エリアや立地に強いこだわりがある方にとっては、物件を見つけることに多くの時間と労力を要するということになるでしょう。

図2 新規開業と承継開業を行う際の初期費用の違い
図3 開業後3年間の売上イメージ

開業する際に、妥協できない点や大事にしたい点を整理し、自分にあった開業方法を選択することが必要です。

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