個人医院の平均売上や
平均所得(院長の年収)について

「医院を開業することで、どの程度の年収が得られるのか?」という点は、開業を考えている方であれば、だれもが気にするところかと思います。

厚生労働省の平成29年実施「第21回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告」によると、入院診療収益のない個人診療所の場合、平均売上(医業収益)は8,757万円/年間、平均利益(損益差額)は2,887万円/年間となることが報告されています。

科目別では下記のように報告されています。(一般診療所 個人 入院診療収益なし)

図1 科目別の医業収益と損益差額

出典:厚生労働省 平成29年実施「第21回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告

参考までに、科目別で利益率が大きく異なる点も認識しておくとよいでしょう。設備・機器を多く導入する必要がある科目においては、広めのテナント・物件が求められるため、結果的に家賃負担が上昇してしまうといった背景や、スタッフを多く必要とする科目においては人件費負担が大きくなるといった背景があり、他科目よりも平均売上は高いものの、平均的な利益額は低いといった科目も存在しています。
たとえば、外科においては売上8,268万円、利益1,336万円、利益率16%となっている一方で、精神科においては売上6,213万円、利益2,300万円、利益率37%という結果になっています。

図2 科目別の利益率

出典:厚生労働省 平成29年実施「第21回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告

開業を目指されている方においては、開業後まずは、この科目別の医業収益(売上)、利益額、利益率を1つの目標値・目安値として医院拡大や安定運営を目指されても良いかもしれません。

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