ハッピーリタイヤに向けて必要な準備とは?

医院承継サービスを運営するリクルートメディカルキャリアでは、後継者不在の院長から第三者への医院譲渡のご相談を多数いただいています。

直近で、このようなご相談件数は増えてきていますが、下記ケースについては非常に難易度が高く、ほとんど成約に繋げられていないというのが実態です。

成約難易度が高いご相談

  1. A)医院が休診、閉院してしまっており、既に患者が離散してしまっている
  2. B)医院が運営中であるものの、この2~3年で著しく患者数が減少している

こうしたご相談をいただいた際、前院長からは「以前は1日に100人も患者が来ていた」といった過去の実績もあわせて共有いただきますが、その時代と比較して競合環境・人口動態ともに異なるため、譲り受け希望者としては判断に用いづらい情報となってしまいます。

今回は、譲り受け希望者が考えている「承継の目的」について簡潔にご紹介させていただくとともに、将来的に第三者への譲渡を考えていらっしゃる院長がハッピーリタイヤ(医院承継を成功させて引退)するうえで必要となる対策についてご紹介させていただきます。

まず、譲り受け希望者が考えている「承継の目的」は下記の通りです。

【譲り受け側】医院承継の目的

  1. ①患者の引き継ぎを行うこと
  2. ②スタッフの引き継ぎを行うこと
  3. ③前院長の経営ノウハウを引き継ぐこと
  4. ④医療機器、内装、法人格を引き継ぐこと

この中でも最も重要なポイントは①であり、①が引き継げないケースにおいては、②③④が引き継げたとしても、承継を断念する希望者がほとんどと言えます。

このように考えると、”第三者承継を希望する院長”がハッピーリタイヤする際のポイントは「第三者承継を実行する時まで、いかに患者数を大幅に減らさないでいられるか」といっても過言ではないように思います。

それでは、第三者承継を実行する頃まで、患者数を維持することがなぜ難しいのでしょうか?

患者数が維持できない要因

  1. ・既存患者の離反
  2. ・新患獲得の鈍化

患者数が維持できない要因としては、大別して上記2パターンが考えられますが、その真因を次に挙げます。

患者数が維持できない真因と対策案

  1. 1.診療日数、診療時間の減少によるもの
  2. 2.新患獲得を企図した施策停止(広告など)、新患のお断りによるもの
  3. 3.競合医院の台頭によるもの

3.においては外的要因でありコントロールしづらい点ですが、1.2.のような内的要因については、「院長の体力低下・急病・意欲低下によるもの」がほとんどであり、3.よりも解決しやすい内容と言えます。

というのも、1.2.については非常勤の先生を雇用するなどして既存の施策の継続、診療日数を維持するといった対策を取ればよいからです。

昔と違い医局の先生にお願いできない場合でも、人材紹介会社に依頼すれば非常勤の医師を採用できるケースも増えています。

リクルートメディカルキャリアにおいても、非常勤医師の採用支援を行っていますので、「体力不安で診療日数を減らそうか」という思いが頭をよぎった際には、ぜひ弊社へ一度ご相談ください。

今回は、第三者承継を希望する院長がハッピーリタイヤするうえで必要となる対策についてご紹介させていただきました。

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